長い片思い、相手は既婚者だけどまだ冷めない恋心

私は、まる9年の間、思いを寄せている男性がいます。とある場所の指導者と生徒という立場で出会いました。案外、出会いのシチュエーションとしては恋が発生しやすい環境かもしれません。

 

私は、30代の前半に、そこに骨をうずめようという志を立てて、住み慣れた郷里を離れました。そこで一生涯を終えるつもりでした。
ところが、様々な事が重なり、そこでの生活を止めて郷里に戻りました。30半ばに、社会的な実績や資格を持たなかった私は、ある資格を取得する為にとある「場所」へ通うことになりました。

 

志高らかに離れた郷里に戻り、見るもの聴くものが気だるかった自分がようやく再び起き上がろうとした時に目の前に現れたのが、その指導者である男性でした。女性というのは、「恋」をすると世界がくるんとひっくり返ってしまうものなのだな、と驚きました。
そして、思いを寄せる異性が現れるという事は、見えるもの聞こえるものに感動する心理に置かれるという神秘があります。

 

その男性に、無事に資格取得が出来てから、あらためて思いを告げました。出会ってから、1か月未満のうちに、言わなくても響きあっているものがあるという状況ではありました。手紙で、伝えたのですが、その男性は既婚者だったので、恐らくはかなり戸惑いを覚えていたと思います。幸いに、私が卒業してしまえばもう、会うことは無いはずの2人でした。
その男性も、戸惑いながらも、もう会う事は無いのだから、と告白への答えを出す必要は無い状況です。なのですが、あまりの思いの強さに、一年の歳月をおいてから2人で会う機会が訪れることになりました。
不思議とその道筋が通っていったのです。告白に対するの答えは、「嬉しい、でも戸惑っている、既婚者だからどう進みようもないけれど。」という事でした。

 

あながち片想いでは無い恋。けれども、始められないから、逆に終わりが無いという事になります。とても苦しい時期は超えました。そして、今音信不通なのですが、心は変わること無くこのまま何年も続くのが自分で分かります。そういう、不思議な恋をしています。